小麦とパンと。
十勝にいると様々なことを教えられる。
パンができるまでに沢山の人が関わっていること、小麦が形を変えてゆく農産物であるということ。
都会に住んで街中のパン店でパンを買う、そんな生活も素敵だけど、パンは農産物であるということを忘れそうになる。
十勝にいて、目の前の麦が緑から黄金色に変わり、収穫され、製粉され、十勝の地元パン店がパンに仕上げて、そうして滋味のあるパンをいただく。そういう生活の方が断然いい。(田舎自慢)
小麦とパンと、そして農業が密接につながっていることを一枚の写真で伝えたいと想い、友人のフォトグラファーkazuさんにお願いして撮っていただいた。収穫直前の庄司農場さんの「はるきらり」と、風土火水さんの「十勝」という2kgもある大きなパン。風に揺れる麦穂の中は心地よく、素敵な一枚に仕上げていただいた。
これからも、小麦とパンと十勝の暮らしを此処から伝えていきたい。